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Vaccines by age

年齢でみるワクチン|川崎市幸区の小児科|ミューザ川崎こどもクリニック ワクチン健診センター

年齢でみるワクチン

ワクチンデビュー

初めての予防接種を行う赤ちゃんのためのワクチンデビュー外来を設置しています。
ワクチンデビュー外来では、一人ひとりにあった予防接種スケジュールを丁寧に作成し、身長・体重計測・育児相談もあわせて行っています。
「いつ何のワクチンを受ければいいの?」…予防接種スケジュールはとても複雑ですよね。当院では2ヶ月のワクチンデビューなのに予約がいっぱいで取れないことが起きないよう可能な限り、予約をお受けいたします。
WEBまたはお電話(044-542-8868)でご予約ください。

受診の流れ

1

受付

母子手帳と川崎市から届いている予診票を記入してお持ちください。

2

身長・体重計測 育児相談

※不安なことがあれば遠慮なくお声がけください

3

診察 ワクチン接種

接種後15分後副反応がないか院内で確認させていただきます。

4

ご帰宅

10代~40代のワクチン

☆子宮頸がん(HPV)ワクチン

概要
  • 原因であるヒトパピローマウイルス(HPV)は、多くの男性・女性が感染する一般的なウイルスで、女性だけではなく男性も感染します。
  • 感染しても大部分が無症状で自覚症状はなく、1年以内に70%が、2年以内に約90%が自然消失するといわれていますが、一部がそのままとどまり長い間排除されずに感染したままでいると、下記のような癌が発生すると考えられています。
女性
子宮頸がん、肛門がん、膣がん、(がん以外では)尖圭コンジローマ
男性
中咽頭がん、肛門がん、陰茎がん、(がん以外では)尖圭コンジローマ
ワクチン接種について

子宮頸がんワクチンは女性・男性ともに接種可能です。女性・男性に向けて疾患やワクチンについて詳しく説明しているものがございますので、下記のページをご参照ください。

☆B型肝炎ワクチン

概要
  • B型肝炎ウイルスは、感染者の血液や唾液など体液との接触や性交渉で感染します。
  • B型肝炎ウイルスに感染すると、急性肝炎を引き起こします。一部は劇症肝炎(短期間に進行性の肝不全症状がおこる)へ移行して重症化することがあります。
  • B型肝炎は、将来的な肝硬変(肝臓が硬くなる病気)や肝臓がんを引き起こす原因になります。
ワクチン接種について
  • コンタクトスポーツ*の選手や関係者は、B型肝炎ワクチンの接種を推奨です。
    ※ コンタクトスポーツ:必然的に相手の選手と肉体的接触があるスポーツ。(レスリング、柔道、フットボール、ハンドボール、ボクシング、バスケットボール、水球等)
  • 血液や体液に触れる機会の多い仕事に就いている方(医療従事者・救急隊員・警察官・保育職員・介護職員など)やその学生(看護学生・警察学校などの専門学校生)は特に接種を推奨されます。
  • 3回接種で抗体が付きます。

☆MR(麻疹・風疹)ワクチン

概要(麻疹)
  • 熱と鼻水、せき、目やになど風邪と似た症状が出て、発熱3~4日目から体に赤い発しんが出現し、口の中に「コプリック斑」と呼ばれる麻疹特有の白いブツブツがみられる病気です。高熱は7~10日間くらい続きます。
  • 熱が下がっても、3日経つまでは登園、登校が出来ません。
  • 合併症を起こしやすく、気管支炎・肺炎・脳炎などが約30%の人におこり、肺炎や脳炎で亡くなる人も多い病気です。
  • 亜急性硬化性全脳炎(SSPE)と呼ばれる難病になることもあります。これは麻疹にかかって数年してから、知能の障害とけいれんがおこって発病が分かり、根本的な治療法はありません。
概要(風疹)
  • 約2~3週間の潜伏期の後に発熱し、首のリンパ節が腫れ、体に赤い発疹が出現します。発熱するのは3~4日間とされていますが、熱の出ない人もいます。
  • 合併症として脳炎や血小板減少性紫斑が起こる可能性があります。
  • 妊娠初期の女性がかかると生まれつきの難聴、白内障(目のレンズの部分が白くにごって見えなくなる病気)、心臓病、精神運動発達遅滞などを持った先天性風しん症候群(CRS)の子どもが生まれることがあります。
ワクチン接種について
  • 2回接種をすることで免疫が生涯付くといわれているため、2回接種が完了していない方は追加接種を推奨しています。
  • 妊娠を希望する女性のために、パートナーや周囲の人のワクチン接種も推奨しています。

☆水痘

概要
  • 空気感染し、感染力が極めて強いウイルスです。
  • ワクチン未接種者が感染するとほぼ発症し、発熱・発疹がみられます。
  • 水痘が治っても、将来帯状疱疹を発症するリスクがあります。
ワクチン接種について
  • 2回接種をすることで免疫が生涯付くといわれているため、2回接種が完了していない方は追加接種を推奨しています。

☆おたふく(流行性耳下腺炎)

概要
  • 接触・飛沫感染し、感染力が強いウイルスです。
  • 感染しても症状が現れないこともあり、知らないうちに人にうつしてしまうことがあります。
  • 思春期以降は、無菌性髄膜炎や精巣炎・卵巣炎などの合併症のリスクが高い。
  • 後遺症として一生治らない重度の難聴を残すことがあります。
ワクチン接種について
  • 2回接種をすることで免疫が生涯付くといわれているため、2回接種が完了していない方は追加接種を推奨しています。

妊婦さんのワクチン

☆アブリスボ

こちらをご確認ください。

ワクチン接種について
  • 妊娠24~36週の方(特に28~36週が望ましい)が対象です。1回接種で抗体が付きます。

50代のワクチン

帯状疱疹

帯状疱疹は、小児期に水痘(水ぼうそう)に罹った方が、加齢やストレス、糖尿病やがんなどの病気によって免疫力の低下をきたすと、潜んでいたウイルスが再活動し、神経を伝わって皮膚に到達して発症します。この水痘(水ぼうそう)ウイルスは、日本人成人の90%以上の方の体内に潜伏しており、特に50歳以上の方に帯状疱疹を発症させることが多いことが知られています(帯状疱疹は80歳までに約3人に1人が発症します)。
帯状疱疹の症状としては、体の片側の皮膚にピリピリとした痛みがあらわれ、その部分に水ぶくれを伴う赤い発疹が出ます。痛みは徐々に強くなり、夜も眠れないほどの強い痛みが出ることもあります。50歳以上で帯状疱疹を発症した人の約2割は、皮膚の症状が治った後も痛みが3ヶ月以上続く帯状疱疹後神経痛(postherpetic neuralgia:PHN)になると言われています。
50歳以上の方は、下記の2つの帯状疱疹を予防するワクチンのどちらかを接種することができます。
アメリカ・カナダ・ドイツではシングリックス®が第1選択になっています。
接種をご希望される方は、クリニックまでお電話ください。

シングリックス® 水痘ワクチン
ワクチンの種類 不活化ワクチン 生ワクチン
接種回数 2回(2ヶ月開けて) 1回
予防効果 50歳以上で97% 60%程度
予防効果の持続期間 9年以上 5年程度
接種方法 筋肉注射 皮下注射
副反応 接種部位の痛み
腫れ、発赤、だるさ、筋肉痛など
接種部位の痛み
腫れ、発赤、発熱など
料金 25,300円×2回 9,350円
ポイント 予防効果が高い
持続期間が長い
免疫が低下している方(基礎疾患を持った方)でも接種できる
予防効果がやや劣る
持続期間が短い
免疫能が低下している方(糖尿病や生物学的製剤を使用している方など)は使用できない
シングリックス®より安い

60代のワクチン

☆アブリスボ

概要
  • RSウイルス感染症は、RSウイルスの感染によって引き起こされる呼吸器感染症です。
  • RSウイルスは、一般的には乳幼児の呼吸器感染症の原因ウイルスとして知られていますが、高齢者や基礎疾患のある成人においても、RSウイルスは肺炎などを引き起こすこともあります。

●リスクの高い方

  • 高齢者
  • 慢性心疾患または慢性呼吸器疾患のある成人
  • 免疫系が低下している成人
  • 他に基礎疾患がある成人
  • 老人ホームや介護施設に入所している成人
ワクチン接種について

1回接種で抗体が付きます。

☆肺炎球菌ワクチン

概要
  • 肺炎は、日本人の死因の上位に位置し、その原因菌として肺炎球菌が最も多いです。
  • 肺炎球菌は、このほかにも、血液の中に細菌が回ってしまう敗血症などの重い感染症の原因になることがあります。
ワクチン接種について
  • 65歳の方は、公費定期接種の対象です。
  • 公費対象外の年齢の方にも自費での接種を推奨しています。