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こどもの事故防止シリーズ①

~抱っこひもで自転車に乗ることの危険性について~

日本では、1-19歳の死亡原因の第1位は、「予防可能な事故による傷害」となっています。

「危ないことだと知っていれば防げたかもしれない。」
そんな予防できる事故からこどもを守るために、こどもの事故防止に関する情報をお伝えしていきたいと思います。

今回は、抱っこひもで自転車に乗ることの危険性についてです。
新年度になり、お子さんが新入園や新入学を迎え新しい生活が始まった方も多いかと思います。
保育園や幼稚園、習い事などへのお子さんの送迎で自転車を利用する際、特に小さなお子さんがいるご家庭では、抱っこひもで自転車に乗ることを考えてしまうかもしれません。
しかし、これは転倒した際にとても危険な乗り方です。

おんぶや抱っこをした状態で自転車が転倒した場合に赤ちゃんにかかる衝撃の度合いは、6カ月の赤ちゃんが骨折するとされる衝撃の基準値を約7~17倍上回る結果であった、という報告があります。
道路交通法上も前抱っこはハンドル操作の妨げになるため禁止されています。
おんぶは可となっていますが、転倒時には頭に強い衝撃が加わり命に関わる危険性があるため、避けた方が安全です。
過去には自転車運転者は軽症だったにも関わらず、ヘルメットなしでおんぶされていた赤ちゃんが亡くなってしまった事故もありました。

お子さんと自転車に乗る際は、ヘルメット、ベルトをきちんと装着の上幼児用座席に座らせ、サドルは低めに両足がしっかり地面に着くように高さを調整する、段差がある場合は無理せず自転車から降りて歩く、などして安全運転を心がけましょう。

ミューザ川崎こどもクリニックでは健診の際に、月齢ごとに起こりやすい事故や日常の注意点などのお話もさせて頂いています。

また、病気のことだけでなく、お子さんに関する様々な疑問、相談等もお受けしておりますのでお気軽にご相談ください。

院長 三井 理恵
記事監修
院長 三井 理恵

群馬大学医学部医学科 修了、東京医科歯科大学医学部 皮膚科、東京医科歯科大学関連病院。

皮膚科専門医、日本アレルギー学会、接触皮膚炎学会、日本研究皮膚科学会

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小児科顧問 三井 俊賢
小児科顧問 三井 俊賢

慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程 修了、慶應義塾大学医学部 小児科、慶應義塾大学関連病院(こうかんクリニックなど)

医学博士、小児科専門医、小児科指導医

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