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出べその話

出べそは、医学用語では「臍(さい)ヘルニア」と言います。ヘルニアとは、本来お腹の中に収まっているはずの臓器が部屋の外に飛び出した状態のことです。赤ちゃんの臍ヘルニアはめずらしくなく、平均的に新生児10人に対し1人ほどの割合で見受けられます。そのまま放置していても1歳までに8割、2歳までに9割が自然治癒する傾向があるため以前は経過観察が主でしたが、生後なるべく早め、特に生後6ヶ月未満のうちに圧迫療法を行っておくとより効果が高くなることが分かっています。当院でも必要に応じて圧迫療法を行っておりますので、「うちの子、出べそかも?」と気になる方は、お気軽にご相談ください。予防接種や健診の際にお声がけいただいても結構です。

しかしながら、適切な経過観察もしくは圧迫療法を行ってもきれいに治りきらない場合があります。その際は、近隣の小児外科外来にご紹介いたします。手術の場合は1-2歳頃に行われることが多いようですが、手術が必要かどうかは小児外科医の先生と個別にご相談いただく形になります。

院長 三井 理恵
記事監修
院長 三井 理恵

群馬大学医学部医学科 修了、東京医科歯科大学医学部 皮膚科、東京医科歯科大学関連病院。

皮膚科専門医、日本アレルギー学会、接触皮膚炎学会、日本研究皮膚科学会

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小児科顧問 三井 俊賢
小児科顧問 三井 俊賢

慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程 修了、慶應義塾大学医学部 小児科、慶應義塾大学関連病院(こうかんクリニックなど)

医学博士、小児科専門医、小児科指導医

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