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~水の事故防止 流された物とはさよならを~
日本では、1~19歳の死亡原因の第1位は、「予防可能な事故による傷害」となっています。
「危ないことだと知っていれば防げたかもしれない。」
そんな予防できる事故からこどもを守るために、こどもの事故防止に関する情報をお伝えしています。
今回は、水の事故防止についてです。
暑くなってくるこれからの季節、特に夏休みシーズンには海や川で遊ぶ機会も増えてくるかと思います。
毎年報道される、水の事故。
落としたり流されたりしたサンダル、帽子などを追いかけて事故に遭う場合が多くあるようです。
物が海や川に流されたときにどうすればよいかなど、水の事故を防ぐための知識を事前にお子さんに伝えておくことが大切です。
まず、海や川へは脱げない靴で出掛けるようにしましょう。
また、物は買えても命は買えません。
物が流されたら追いかけずに、迷わずさよならすることを教えましょう。
中にはなくすと叱られちゃう、と慌てて追いかけてしまう子もいるかもしれません。
大人は、物が流されてしまっても絶対に叱らないと約束しておくことも大切です。
①脱げない靴で出掛ける。
②海や川に落としたものとはさよならする。
③大人は物をなくしても絶対に叱らない。
以上のことを親子で約束し、楽しく安全に水遊びができるとよいですね。
ミューザ川崎こどもクリニックでは健診などの際に、年齢ごとに起こりやすい事故や日常の注意点などのお話もさせて頂いています。
また、病気のことだけでなく、お子さんに関する様々な疑問、相談等もお受けしておりますのでお気軽にご相談ください。
慶応義塾大学病院 小児科、大和市立病院 小児科、埼玉医科大学国際医療センター 小児心臓科、横浜市立市民病院 小児科、東京都立清瀬小児病院 小児循環器科。
日本小児科学会(小児科専門医)、小児循環器学会、日本外来小児科学会
慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程 修了、慶應義塾大学医学部 小児科、慶應義塾大学関連病院(こうかんクリニックなど)
医学博士、小児科専門医、小児科指導医