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医院案内|川崎市幸区の小児科・皮膚科|ミューザ川崎こどもクリニック

🌟未来を守ってみませんか? ~子宮頸がん(HPV)ワクチンについて~🌟

 

子宮頸がんワクチン(HPVワクチン:ヒトパピローマウイルスワクチン)は2021年から積極的な接種が推奨されています。

 

2023年4月より9価ワクチン(シルガード9)も公費で接種できる対象となりました。従来接種していた4価ワクチン(ガーダシル)が50~70%の予防効果であったのに比べて、シルガード9であれば80~90%の高い予防効果を期待することができます。また、肛門がん・膣がんなどのがんや、尖圭コンジローマの発生にも関わっているウイルスであるため、これらの病気の予防も期待することができます。

 

種していない場合、一生のうち子宮頸がんになる人は1万人あたり132人、子宮頸がんで亡くなる人は1万人あたり34人と言われています。ザックリいうと、毎年1万人が子宮頸がんにかかり、3000人が亡くなります。

ヒトパピローマウイルスは主に性的接触によって感染しますが、感染する前にワクチン接種を行ない、予防することが重要です

ヒトパピローマウイルスは多くの種類があり、その中で子宮頸がんの原因となるのは15種類です。4価ワクチン(ガーダシル)は高リスク2種類と低リスク2種類ですが、9価ワクチン(シルガード9)は高リスク7種類と低リスク2種類が入っています。

 

接種可能な年齢は以下の通りです。

 

シルガード9は1回目の接種した時点での年齢によって、接種スケジュールが異なるワクチンです。

 

🌟キャッチアップ接種は2025年3月末までの期間限定で公費負担です。🌟

キャッチアップ接種対象者で接種していない方は公費期間内に接種が終了できる2024年の9月末までに初回接種を行なうことをおすすめしています。公費期間を過ぎてしまうと、高額な自費での接種となります。

 

ワクチンのスケジュールやHPVワクチンについて分からないことがありましたら、お気軽にご相談ください。

 

1/18追記

下記のリンクもぜひ参考にしてください!

①厚生労働省 ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~

ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

②広島市 子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)啓発動画

院長 河野 一樹
記事監修
院長 河野 一樹

慶応義塾大学病院 小児科、大和市立病院 小児科、埼玉医科大学国際医療センター 小児心臓科、横浜市立市民病院 小児科、東京都立清瀬小児病院 小児循環器科。

日本小児科学会 小児科専門医、日本小児循環器学会、日本外来小児科学会

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小児科顧問 三井 俊賢
小児科顧問 三井 俊賢

慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程 修了、慶應義塾大学医学部 小児科、慶應義塾大学関連病院(こうかんクリニックなど)

医学博士、小児科専門医、小児科指導医

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