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#ミューザニア は医師・看護師のお仕事をクリニックの中でリアルに体験してもらい、医療や自分の身体に興味をもってもらうことを目的に企画しており今年で3回目となります。昨年に引き続き、新型コロナウイルスの感染対策も行いながらの実施のため、参加者の皆さんは少し窮屈に感じることもあったかもしれませんが、無事に開催できてほっとしています。
9:00 参加者の方には白衣・名札とともに、プレゼントの聴診器を身に着けて写真撮影を行い、いよいよスタートです。
皮膚科専門医が診療に使っている拡大鏡(ダーモスコピー)で、ほくろや毛穴、指紋などじっくり観察。毛穴やほくろが迫るような近さで見えて大人も子どもも真剣です。
お父さんやお母さんが患者役になって、お薬(保湿剤)を塗りました。
実際に診察で用いるエコーを使って観察しました。お父さんに協力してもらってキッズドクターがプローブをあててみたり、自分の心臓や膀胱の動いている様子を診てみました。「心臓がこんなに大きくなって…」と感慨もひとしおのお母さんの声も聞かれました。
参加してくれた皆さんに「認定証」を用意しています。
飛び切りの笑顔の写真をお届けするために、スタッフ大急ぎで準備中!
マイクを使って患者さん(お父さん・お母さん)を呼び出します。
「〇〇ママ、〇番診察室にお入りください」マイクで呼ぶのは意外と緊張します。
患者さんの状態を質問しながら、病気の予測をして必要な検査を行うのだそうです。
今日は喉が痛くて、お熱があるみたいです…
「喉の様子を見てみましょうね…」
鼻から採取した検体に試薬をかけてインフルエンザを確認。
こんな風に検査をおこなっているんですね
血圧や酸素飽和度、脈拍数などをチェック。カルテにもしっかり記録しますよ~
けがをした患者さん傷口を洗って手当します。きつすぎず、緩すぎず…患
者さんの痛みに寄り添って、包帯を巻いていきます。お母さんが痛くないよう気遣う優しいドクター。きっとすぐ治っちゃうね
医療の基本は清潔。手洗いの方法をしっかり学んで早速実践。
専用の機械でチェックすると、指先や指の間に意外と残っていてびっくりです。
おうちでも是非実践してくださいね。
2022年のミューザニアも無事に終えることができました。
キッズドクター達からは「聴診器宝物にする!」「お医者さんになりたい」と言う嬉しい感想も。お母さんたちからも、「身体のことを知れてよかった」とご好評をいただきました。
正直、連日の外来診療も遅くまで続いており、準備もいき届かなかったこともたくさんあったと思いますが、子供たちの笑顔やお母さん方からもお褒めの言葉を頂き、やってよかった、と心から思いました。
また、皆様と素晴らしいひと時を過ごせるよう、来年も開催したいと思います!
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
慶応義塾大学病院 小児科、大和市立病院 小児科、埼玉医科大学国際医療センター 小児心臓科、横浜市立市民病院 小児科、東京都立清瀬小児病院 小児循環器科。
日本小児科学会(小児科専門医)、小児循環器学会、日本外来小児科学会
慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程 修了、慶應義塾大学医学部 小児科、慶應義塾大学関連病院(こうかんクリニックなど)
医学博士、小児科専門医、小児科指導医