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こどもの発達はあっという間!つい、この前寝返りが出来るようになったと思ったら、
いつの間にか歩けるようになり、「まんま」と私のことを呼んでくれるようになり、
2歳の誕生日を迎えてから、最近は「あっち、行く」なんて言えるようになってきたわ!(^^)!
と喜んでいたのに‥‥
「〇〇ちゃん、お着換えしようか?」「イヤ!」
「じゃあ、お着換えはしなくていいの?」「イヤ!お着換えする!」
「まずはズボン脱ごうか?」「イヤ!ズボン脱がないの!」
「じゃあ、脱がないでおこうね」「イヤ!脱ぎたいの!」
いったいどうしたいっていうの???なんでこんなにイヤイヤばっかりなの???
そう、ついにやってきました。「魔の2歳児」です。
これは英語でイヤイヤ期を指す「terrible twos」を日本語訳した言葉になります。
私はこの子を最大限の愛情をもって育てているのに、どうしてそれを分かってくれないのか、
悲しい気持ちになってしまったりしますよね。
でも、じつは、この「魔」は、発達の上でとても大事な「間」なのです。
人は、他の動物に比べてかなり未熟な状態で誕生すると言われています。
生まれたばかりの赤ちゃんは、自分で立つことも移動することも自分で食料を得ることもできません。
すべて受け身の状態です。もちろん、そのままというわけにはいきません。
だんだん自分でやりたい、自分はこうしたい、という意思が出てきます。
「じゃあ、〇〇したい、と言えばいいのに」
と思いますよね。そこがそうはいかないのが二歳児たるゆえんです。
つまり❝反抗することで〇〇したいということを分かってよ!❞という、まだまだ未熟な、
でも気分はいっちょ前の反抗期なのです。
そうは分かっていてもイライラしてしまう、それはごくごく当然の感情です。
私たちのクリニックでは、このような、いわゆる病気ではないことや、
育児相談にも柔軟に答えていける場を設けていきたいと考えております。
風邪や定期受診のついででも、もし、上記のようなお困りごとがありましたら
お気軽に声をかけて頂ければと思います。
慶応義塾大学病院 小児科、大和市立病院 小児科、埼玉医科大学国際医療センター 小児心臓科、横浜市立市民病院 小児科、東京都立清瀬小児病院 小児循環器科。
日本小児科学会(小児科専門医)、小児循環器学会、日本外来小児科学会
慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程 修了、慶應義塾大学医学部 小児科、慶應義塾大学関連病院(こうかんクリニックなど)
医学博士、小児科専門医、小児科指導医