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医院案内|川崎市幸区の小児科・皮膚科|ミューザ川崎こどもクリニック

子どもの「手先の運動」は遊びの中で育つ

「うちの子、不器用かも…?」

スプーンをうまく持てなかったり、ボタンを留めるのに時間がかかったりすると、心配になる保護者の方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、手先の運動の発達には個人差があります。

そして、その力は特別な訓練だけでなく、日常の遊びや生活の中で少しずつ育っていくものです。
手先の運動には、「握る」「つまむ」「引っぱる」「回す」など、さまざまな動きがあります。乳幼児期は大きく腕を動かすことが中心ですが、成長するにつれて、指先を細かく使う動きへと発達していきます。例えば、積み木を積む、シールを貼る、クレヨンで描くといった活動は、指先のコントロールを育てる大切な経験です。
特に大切なのは、「楽しい!」と感じながら取り組めることです。子どもは興味を持った遊びの中で、自然と何度も手を使います。無理に練習させるよりも、「できた!」という達成感(成功体験)を積み重ねることが発達につながっていきます。
ご家庭でできる遊びとしては、粘土遊び、折り紙、洗濯ばさみ遊び、ビーズ通しなどがあります。料理のお手伝いもおすすめです。野菜をちぎる、混ぜる、型抜きをするなどの作業は、楽しみながら手先を使う良い機会になります。
また、手先の発達には姿勢や体幹の安定も関係しています。机に向かう活動だけでなく、公園で遊ぶ、登る、ぶら下がるなど、全身を使った運動も大切です。体の土台が安定することで、指先もより器用に動かせるようになっていきます。
つい、「もう○歳なのにできない」と考えてしまうこともあるかもしれません。
しかし、大切なのは、「結果」だけを見るのではなく、

・やってみようとしている
・前より少し上手になった
・楽しそうに取り組んでいる

という過程を見ることです。
「すごいね」「頑張ったね」と認めてもらう経験は、子どもの自信につながります。そして、その自信が次の挑戦への意欲を育てていきます。
もちろん、中には日常生活で強い困り感がある場合もあります。極端に苦手さが強い場合や、日常生活に大きな困りごとがある場合には、園や学校、地域の相談機関に相談してみるのも一つの方法です。早めに相談することで、その子に合った関わり方や遊び方が見つかることがあります。
手先の力は、遊びの中で育ちます。焦らず、その子のペースを大切にしながら、日々の「やってみたい!」を応援していきたいですね。

 

院長 河野 一樹
記事監修
院長 河野 一樹

慶応義塾大学病院 小児科、大和市立病院 小児科、埼玉医科大学国際医療センター 小児心臓科、横浜市立市民病院 小児科、東京都立清瀬小児病院 小児循環器科。

日本小児科学会 小児科専門医、日本小児循環器学会、日本外来小児科学会

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小児科顧問 三井 俊賢
小児科顧問 三井 俊賢

慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程 修了、慶應義塾大学医学部 小児科、慶應義塾大学関連病院(こうかんクリニックなど)

医学博士、小児科専門医、小児科指導医

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