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医院案内|川崎市幸区の小児科・皮膚科|ミューザ川崎こどもクリニック

災害時の備え~イザというときに慌てないためのヒント~

新型コロナウイルス感染の流行が問題となる中で、地震・水害などの自然災害が起きた場合にどのように対応すればよいのか、というニュースに触れることが多くなってきました。
「災害への備え」と聞くと、お子さんがいるご家族、特に、生まれてしばらくの赤ちゃんや慢性疾患を持つお子さんがいるご家族は、どのような準備をすすめておけばいいのだろうかと、悩まれることも多いと思います。

そこで、今回は災害への備え、災害時の対応について参考になる情報をいくつか紹介したいと思います。

日本小児科学会『災害時の小児に対する支援において参考となる資料集』より

https://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=202

・乳児に対する支援
「避難所で生活をする赤ちゃんのためのQ&A」では、哺乳瓶がないときは?、粉ミルクが足りないときは?、赤ちゃんを寒さから守るには?、など、避難所という物資も限られた状況の中で対応に困るケースにQ&A形式で答えてくれています。

・アレルギー疾患を有する児の支援
「災害時のこどものアレルギー疾患対応パンフレット」では、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーの疾患ごとに、普段と異なる環境での生活における気をつけたいポイントがそれぞれ1枚ずつにまとめられています。また同パンフレット内の[非常時に備えて]のページでは、準備しておくべき薬剤・物品などが記載されています。

・発達が気になる子どもの支援
「自閉症の人たちのための防災・支援ハンドブック」では、東日本大震災の経験を通じて、自閉症の人たちがどのような困難に直面したのか、また災害に備えてどのような「備え」「対処」が望まれるのか、といった内容が示されています。

公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン『子どもにやさしい防災』より
https://www.savechildren.or.jp/lp/drr/

「子どもにやさしい非常用持ち出し袋チェックリスト」では、用意しておくとよい物品の一例が紹介されています。トランプなどのカードゲーム、ぬいぐるみなどの子どもが落ち着けるものなどを準備できるとよさそうですね。

追伸:6月11日に梅雨入りが発表され曇天が続く中、ミューザの花壇に植えられたアジサイは色鮮やかに咲いています。

院長 河野 一樹
記事監修
院長 河野 一樹

慶応義塾大学病院 小児科、大和市立病院 小児科、埼玉医科大学国際医療センター 小児心臓科、横浜市立市民病院 小児科、東京都立清瀬小児病院 小児循環器科。

日本小児科学会(小児科専門医)、小児循環器学会、日本外来小児科学会

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小児科顧問 三井 俊賢
小児科顧問 三井 俊賢

慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程 修了、慶應義塾大学医学部 小児科、慶應義塾大学関連病院(こうかんクリニックなど)

医学博士、小児科専門医、小児科指導医

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