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お子さんが新型コロナウイルス感染症にかかった場合、大変心配かと思います。
自宅療養されている時に気を付けることをお伝えいたします。
☆ 観察ポイント
基本的には、風邪などの発熱時に観察するポイントと大きくかわりはありません。
お子さんの機嫌、食欲、顔色、胸やお腹がいつもよりも深くへこむような呼吸をしていないか、肩を上下するような呼吸をしていないか、などを確認してください。
機嫌がよく、食欲があり、顔色が普通であれば基本的には心配ありません。
逆に、意識がはっきりしない、機嫌が悪い、水分がとれない、顔色が悪い、息が苦しそうなどの場合には、かかりつけ医に相談をしてください。
☆ 家族に感染を広げないために気を付ける事
・療養する方の部屋を分け、日中はできるだけ換気しましょう。
・感染者のお世話をする方は、できるだけ限られた方にしましょう。
・お世話をする人は、マスクをつけ、こまめに手洗いをしましょう。
・同じ部屋にお世話する方が一緒にいる場合には、感染者が2歳以上でマスクの着用ができる方は着用しましょう。
・トイレなど共有部分を掃除・消毒しましょう。
・新型コロナウイルスは便にも排出されます。おむつ交換の際には、シートを使用し、交換後の消毒を行いましょう。おむつを捨てる際にはビニールで二重に密閉して捨てましょう。トイレを使用した後にも消毒を行い、手洗いを行いましょう。
・汚れたリネン・洋服を洗濯しましょう。
・ゴミは二重に密閉して捨てましょう。
何かご心配な事があれば、かかりつけ医に相談をしてください。
下記も参考・活用ください。
川崎市HP:【新型コロナウイルス感染症】陽性の診断を受けた皆様へ
https://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000131466.html
環境省HP
https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/resource/500200a20200221162304660.files/20200512.pdf
自宅療養者向けのハンドブック
慶応義塾大学病院 小児科、大和市立病院 小児科、埼玉医科大学国際医療センター 小児心臓科、横浜市立市民病院 小児科、東京都立清瀬小児病院 小児循環器科。
日本小児科学会(小児科専門医)、小児循環器学会、日本外来小児科学会
慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程 修了、慶應義塾大学医学部 小児科、慶應義塾大学関連病院(こうかんクリニックなど)
医学博士、小児科専門医、小児科指導医