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2017年の手足口病の報告数は、昨年を大きく上回る推移で増加しています。
これから本格的な流行期を迎えると予想されるため、感染予防対策が必要です。
症状は手,足,口に米粒ほどの水疱性の発疹ができます。口の中にできると,痛みで食事が出来なくなることもあります。発熱や下痢,嘔吐をともなうこともあります。
基本的には数日の内に治癒する予後良好の疾患です。しかしときに髄膜炎、脳炎などの中枢神経系の合併症などがあります。近年、水疱が大きい、爪が剥がれるなど典型的でない症例も報告されており、多彩な症状を引き起こすこともあります。
エンテロウイルスやコクサッキーウイルスなどによる感染症で、複数のウイルスが原因なので何度もかかります。
鼻汁・唾液や便から感染しますので,手をよく洗うことが感染予防対策として大切です。
慶応義塾大学病院 小児科、大和市立病院 小児科、埼玉医科大学国際医療センター 小児心臓科、横浜市立市民病院 小児科、東京都立清瀬小児病院 小児循環器科。
日本小児科学会(小児科専門医)、小児循環器学会、日本外来小児科学会
慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程 修了、慶應義塾大学医学部 小児科、慶應義塾大学関連病院(こうかんクリニックなど)
医学博士、小児科専門医、小児科指導医