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医院案内|川崎市幸区の小児科・皮膚科|ミューザ川崎こどもクリニック

【重要】麻しん(はしか)流行に伴う注意喚起とワクチン接種について

こんにちは。当院から大切なお知らせです。

現在、令和7年度に入り全国的に麻しん(はしか)の報告が相次いでいます。特に神奈川県を含む首都圏では感染者が週を追うごとに増加しており、最近では海外渡航歴のない方の発症も確認されています。「いつ、どこで感染してもおかしくない」極めて警戒が必要な状況です。

1. 麻しん(はしか)とはどんな病気?

麻しんは「ただの風邪」とは異なり、命に関わることもある非常に重い感染症です。

  • 驚異的な感染力
    空気感染・飛沫感染・接触感染で広がり、免疫がない人が感染するとほぼ100%発症します。手洗い・マスク・睡眠だけでは防ぎきれません。
  • 初期症状は風邪にそっくり
    約10日間の潜伏期間を経て、熱・咳・鼻汁が出ます。この段階では風邪との区別がつきませんが、その2〜3日後に39℃以上の高熱と発疹が現れます。
  • 重い合併症のリスク
    肺炎や中耳炎を合併しやすく、1,000人に1人の割合で脳炎を発症します。
    また、数年から数十年後に「亜急性硬化性全脳炎(SSPE)」という、治療法のない重篤な脳疾患を数万人に1人の割合で発症することもあります。

2. 最も有効な予防法は「2回のワクチン接種」

麻しんウイルスに効く特効薬はありません。自分を守る唯一にして最大の武器はワクチン(MRワクチン)です。

【定期接種の対象の方へ】

小児の定期接種(1歳児・年長さん)は、麻しんからお子様を守る大切なチャンスです。対象年齢でまだ接種がお済みでない方は、一刻も早い接種を強くお勧めします。

3. 神奈川県の「緊急接種」体制について

令和7年度より、神奈川県ではMRワクチンの緊急接種が無料で受けられる体制がスタートしました。

  • 緊急接種とは?
    麻しん患者さんと接触した場合でも、72時間以内にワクチンを打つことで発症を抑えられる可能性があります。
  • 対象となる方
    保健所の調査により「接触者」と特定された県民の方で、接種を希望される方。
    ※詳細は[神奈川県のホームページ]をご確認ください。

※当院は、この「緊急接種」の拠点医療機関に指定されています。

保健所の指示により当院での接種を希望される方は、まずは保健所の案内に従ってご来院ください。

4. 受診時のお願い(必ずお守りください)

麻しんは非常に感染力が強いため、待合室での感染拡大を防ぐ必要があります。

「麻しんの人と接触したかもしれない」「高熱と発疹がある」といった不安がある方は、直接来院せず、必ず事前にお電話でご連絡をお願いいたします。受診方法についてご案内いたします。

【お問い合わせ】

定期接種の対象外の方でも、ご不安な場合は個別に相談を承ります。ワクチン在庫等の状況を確認し、接種の可否を判断させていただきます。

皆様と周囲の健康を守るため、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

ミューザ川崎こどもクリニック 044-542-8866

院長 河野 一樹
記事監修
院長 河野 一樹

慶応義塾大学病院 小児科、大和市立病院 小児科、埼玉医科大学国際医療センター 小児心臓科、横浜市立市民病院 小児科、東京都立清瀬小児病院 小児循環器科。

日本小児科学会 小児科専門医、日本小児循環器学会、日本外来小児科学会

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小児科顧問 三井 俊賢
小児科顧問 三井 俊賢

慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程 修了、慶應義塾大学医学部 小児科、慶應義塾大学関連病院(こうかんクリニックなど)

医学博士、小児科専門医、小児科指導医

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