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医院案内|川崎市幸区の小児科・皮膚科|ミューザ川崎こどもクリニック

【スギ花粉症、アレルギー性鼻炎で困っていませんか?舌下免疫療法のススメ】

スギ花粉症や通年性アレルギー性鼻炎は小学生以上に多いですが、最近は低年齢化していて、園児にも見られるようになりました。スギ花粉やダニが原因となり、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの症状がみられます。命にかかわる病気ではありませんが、集中力・思考力の低下、いらいら、疲労、睡眠障害など、様々な場面で日常生活に悪影響をきたします。また、一旦発症すると自然に治ることは稀で成人まで続きます。

スギ花粉症/通年性アレルギー性鼻炎の一般的な治療は、スギ花粉/ダニの回避と抗ヒスタミン薬内服やステロイド点鼻薬ですが、これらは一時的に症状を和らげる治療(対症療法)であり、残念ながら根本治療ではありません。一方で舌下免疫療法は体をアレルゲン(スギ花粉/ダニ)に慣らしていくことでアレルギー症状を和らげるものであり、根本的な体質改善が期待できます。また、新たな花粉症の発症を防ぐ効果もあると報告されています。
舌下免疫療法は即効性を期待するものではなく、3~5年間、毎日続ける必要がありますが、治療終了後も年余に渡り効果が続くと期待されています。一方で、1~2割の頻度で効果が出にくい患者さんがいらっしゃることも分かっています。

当院では5歳以上のお子さんから大人の方まで治療を受けることが可能です。治療を始める前に採血を行い、スギ/ダニアレルギーの確定診断を行います。治療初日は、口の中のかゆみやごく稀に全身性のアレルギー反応が出る可能性があることから、院内で投与し、30分間経過観察を行います。2日目以降は自宅で継続します。受診頻度は治療開始時は月数回、以後は月1回となります。
舌下免疫療法にご興味のある方は是非気軽にご相談ください。

 

院長 河野 一樹
記事監修
院長 河野 一樹

慶応義塾大学病院 小児科、大和市立病院 小児科、埼玉医科大学国際医療センター 小児心臓科、横浜市立市民病院 小児科、東京都立清瀬小児病院 小児循環器科。

日本小児科学会(小児科専門医)、小児循環器学会、日本外来小児科学会

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小児科顧問 三井 俊賢
小児科顧問 三井 俊賢

慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程 修了、慶應義塾大学医学部 小児科、慶應義塾大学関連病院(こうかんクリニックなど)

医学博士、小児科専門医、小児科指導医

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